2014年11月27日木曜日

教えるとは希望を語ること そして・・・

「教える」とは希望を語ること
「学ぶ」とは真実を胸に刻むこと
フランスの詩人 アラゴン(1897~1982)の言葉です。
20年ほど前に年老いた大学教授の講演会で、少し違った表現を聞き、今も心に残る言葉があります。

「学ぶ」 とは共に夢を語ることである。

ひどく感動し、板書された黒板を拭きに演壇まで上がったことを思い出します。

帰りに丁寧に御礼を言われ恐縮しましたが、あの時の柔らかい握手の感覚が今蘇ります。

Webプロモーションのお手伝いをすることが多くなり、深く考える日々の基本となっています。

これは、後を託す社員たちにも伝えていきたいと思います。









2014年11月19日水曜日

カティアの歩き靴

少しづつ読み続けていきたい須賀敦子の文章。
「カティアが歩いた道」

根拠も全くなく、カティアの「歩き靴」と同じなのではと、あの旅の間、履き続けていた編上げのセミブーツを思い出す。
「しばらくパリに滞在して、宗教とか、哲学とか、自分がそんなことにどうかかわるべきかを知りたい。いまここでゆっくり考えておかないと、うっかり人生がすぎてしまうようでこわくなったのよ」とカティア・ミューラーは話す

あの熱い時代の中で、この時間を持たなかったのが悔やまれるが、まだ遅くはないのかもしれない。
エピローグにむけて時間はあまり残されていないが、秋を42年ほど遡ろう。
TOPの写真で 履いている靴が 私の歩き靴です。