いうまでもなく 異次元のSF作家 筒井康隆の作品
数十年も旅を続ける男 ラゴス。 何かを求めるはずの旅が、何かを与える旅に入れ替わっていく物語の構成が面白い。
高度の文明を失うかわりに超能力を獲得している人々が暮らす世界。
そこに人が住んでいるから旅にでる。人は誰もいない場所へは旅に出ない。
そう言えば、ずいぶんになるなあ、こんなに長く旅に出ないことは今までになかった。
でも、ガマン、ガマン もう少しの辛抱だ。
タジキスタン、アフガニスタン、イラク、トルコなどシルクロードの未踏破の地から絶望的な情報があふれだしてくる。
しかし、TOPの写真のようなバックパッキングで出かけることは、もう体力的に無理だろう。
忘れてた! まずケルンを目指さなくては!!
でも、そう遠くない日本の知らない街へ ぶらり出かけるのもいいかもしれない。
どこでも、遊ぶことが出来るのが、私の取り柄でもある。