2012年2月13日月曜日

四行詩のすすめ。



大量の情報に取り囲まれている私たちは、たくさん書くよりも簡潔に価値あることを無駄なく書くことが重要になってきました。
伝えたいことや表現したいことを出来るだけ簡潔にまとめることです。

「シンプルなストーリーで訴える。」スチーブ・ジョブスがやってきたこと。

その一つの方法が四行詩で表現することです。

四行詩は物事の展開や物語の文章などにおける起・承・転・結をもとに書いてもいいのでしょう。
しかしこだわる必要はないようです。
次に紹介するのは作文教室「言葉の森」の四行詩のすすめ抜粋です。

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第一は、四行に収めること(これは必ずしも四文でなくてもかまいません)、
第二は、必ず新しい発見や創造があること、 
第三は、できれば美しい比喩や名言があること

内容上の条件は、光る表現があること、自分なりの創造や発見があることです。これは、条件というよりも、四行詩を書くときの心構えのようなものです。

【1】四行で書く
四行詩の基準は、四行で書くことだけです。ひとつの行は「。」が来るまで書く必要はなく、文の途中で改行してかまいません。また、1行の長さは、長くても短くてもかまいませんが、20字以内にまとめる方が読みやすいでしょう。

【2】引用でも感想でもよい
文章を読んでの四行詩は、その文章の引用でも、その文章に対する感想でも、引用と感想を組み合わせたものでもかまいません。

【3】リズミカルに
口に出して読んでみたときに、心地よく言えるようなリズムで書きましょう。リズム感は人によって違います。自分の好きなリズムで書いてください。

「ではなく」を使う例(「ではなく」は高校生の自作名言の練習で使う書き方です)
自分の商売を守るために
世の中の進歩を妨げるのではなく、
世の中の進歩を助けるために
新しい商売にかわるのだ。
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難しくて頭を抱えますが、日記を四行詩で書くことなら出来そうです。

たじろぐことはない。

雨過天晴 雲破る処へ
(うかてんせい くもやぶるところへ)


自らの信じる道を行けばいい。

髙い木は一人で立っているから美しいのだ。











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