2012年4月8日日曜日

いま、クラウドを考える。

木蘭 六甲アイランド向洋東公園北側 2012/04/01
数年ごとに繰りかえされるOSやアプリのバージョンアップは私たちユーザーには様々な負担を強いられます。
一斉に更新すると問題は小さいのですが、数台ずつバージョンアップを行うのが私たちの現状です。
買い換えるたびの金銭的な出費や使い慣れたメニューを探す時間の浪費などを考えると割り切れない気持ちになります。

完成度の高いアプリであっても同じで、日常業務で使用しているExcelVBAなどもバージョンが異なると必ず動きがおかしくなり、エラーが発生します。

そんな時はプログラムを作成した担当者がすべて修正を行わなければ正常に動かないのです。
システムの専任担当がいない中小企業は、不具合が起こると業務が停止するという大変な事態に陥ります。
これを防ぐためには、バージョンに左右されないアプリを使うことしか手がありません。
近年インターネットのセキュリティも大幅に改善され重要なデータの送受信も行えるようになりました。

このような背景の中、今注目されているのが「クラウド」です。
「Cloud」とは雲のことの意味です。
普通、パソコンの中にデータを入れていれば、そのパソコンを使わないと、そのデータを見ることができません。
しかしデータをインターネット上におくことで、どのパソコンを使っていても、どのデバイス(携帯とかiPhoneとかいろいろな機械のこと)を使っていても、同じデータを参照できる。
これを「クラウド」といいます。

今後の日常業務は「脱 Excel Word」 が大きなテーマとなります。

私たちは今年3月から「サイボウズOffice クラウド版」を導入しました。クラウド版がリリースされたのが決め手となりました。このグループウエアはデータベース機能があり簡単にオリジナルアプリが作成できるのが利点です。
「Kintone」という追加サービスもわくわくモノです。
営業、業務、製造、総務販管でExcelを使って行っていた業務の殆どを置き換えることが出来るのではと期待しています。

「タスクフォース」の機能の殆どを備えながら十分の一で済む使用料も魅力があります。
また、今の私では「ファイルメーカー」に取り組むには知力、気力、体力で手遅れなのです。

何よりもプログラムの知識なしにオリジナルアプリが作成出来ることが素晴らしい。
アプリを作るのは、当分は私がやるのですが、将来的にも運用の不安は少なくなったように思います。

次世代を考えると「クラウド」は重要なキーワードとなります。



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