2010年12月16日木曜日

日本史につぃて

私は学生時代に日本の歴史を正式に学んでいないのではないかと思う。とりわけ現代史については学期末の省略の対象とされてきた。つまり明治から昭和までの歴史を教室で学んだ記憶がないのである。特に太平洋戦争の前後は殆ど学習の対象になっていなかった。
旧石器から始まり縄文、弥生を歴て中世、近世江戸時代までは流れに従い学んできた。しかし明治維新前後から今私達がいる現代迄の歴史を正確にまた正式に学んでいないのである。ではどうしたかと言うと自分で探して読み漁ったのである。また司馬遼太郎などの小説から嗅ぎ取り吸収してきたのである。
先日終了した「龍馬伝」や今放映中の「坂の上の雲」などで所謂 気分 を感じ取るのである。
この時期を正確に学べなかったのは太平洋戦争における敗戦が大きく影響しているように思う。東条英機に代表される軍部、特に陸軍の独走によりアジアを侵略していったという大東亜共栄圏に対する反省がその頃の世論を形成していた。 この総括は多分に心情的なものであったであろうと予想される。

(続く)

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