2012年5月30日水曜日

木のある風景

誰かの道を辿ろうとしてはいけない。
あなたの志が 必ず行くべき 道 へ導くのだから。
  

  

2012年5月28日月曜日

カシュガル【Kaxgar・喀什爾】のスプーン


カシュガルの木製スプーン

琥珀色の輝きに気付いたのはいつだったか

天山南路を西へ もっと西へ・・・

タクラマカン砂漠を北から駆け抜ける 700kmの道

着いたのは黄昏時のホータン

彼地の酒 「楼蘭」を夜光杯へ注ぐ

記憶の彼方に Loulan Beauty  の胡旋舞

そうだ

お前たちにも ウイグルナイフを買おう

一人前の男になるために

ウイグルの民は・・・  決して 幻 とならない




喀什的木勺

你有没有发现在同一时间或其他琥珀色发光

西天山南道,西·

要求从塔克拉瑪干沙漠北部的 700公里道路

和田在黄昏抵达

夜光杯 i以倒“楼兰”为了

超出的楼兰美女舞胡旋

似乎

买了你们的维吾尔刀

要成为一个男人

·你会从来不和维吾尔人的错觉








2012年5月21日月曜日

清風入梧竹(せいふうごちくにいる)



さわやかな風が青桐と竹に吹いてそよいでいる

FBで知り合いになったばかりの三井明雪さんの説明にある。
断りをいれずに彼女の書を載せることが出来ないので残念だが、顔真卿のフォントで表してみました。

風は何かを動かせたとき姿を現します。

小磯記念美術館で開かれているマリーローランサン展に日曜日の午後出かけました。
彼女の絵はエコールドパリの雰囲気を伝えてはいますが、描く世界は僕をそよがせることはなかった。

「巴里に魅せられた画家たち」の一人である小磯良平は一時期彼らと時間を共有するが染まらず、後期印象派にも距離を置いている。時代を遡り17世紀の光りと影の魔術師 レンブラントに影響を受けているとぼくは思っているのです。
ルオー、ブラマンク、ドランなど、ましてやフジタや佐伯よりも崇高な世界を見せてくれるのです。
画家は、画家だけではないのだが、作り上げた作品を並べられると技量やオリジナル性が公の眼に晒される。好き嫌いはあるが明らかに差があるのは否めない。
青衣の女 小磯良平

絵の具を塗り立てた油絵には、つまり印象派やキュビズムには辟易としている最近のぼくには「小磯良平」は清々しい正統派の強さを思い起こさせてくれた。
この感覚が「清風入悟竹」の風景です。

ゆとりのある時間にしか「絵」に接することが出来ないのではないことも、今の私は理解できます。




2012年5月15日火曜日

不思議な漢字 槁

夕方近く、ちび兄の詩の音読を聞きました。

  けやき

天をゆびさして
ぐんぐん
のびた
大きな
ふんすいだ

陽のにおい
水のにおい
土のにおい
風のにおい
まぶしい
みどりのしぶきだ

みずかみ かずよ
若葉の匂いが漂い爽やかな気分。

「けやき」を変換してみると 「槁」 の文字が後方に
稿(わら)ではないかとよく見ると ノ木偏ではなく木偏

私の姓を一字にまとめると槁(けやき)だった・・・・・

「やっと気がつきましたね」の声がふわっと風にのって聞こえてきました。




2012年5月13日日曜日

青いカーネーション




Moondust  at Allen'Cafe
サントリーのプレミアムモルツを買ったら売場の若いお嬢さんが「くじをどうぞ」と。
「 あ た り 」
景品は 青いカーネーション ムーンダスト。

サントリーフラワー公式HPによると
「ムーンダスト」は、”月のようにやわらかな包容力のある花に”との思いを込めた名前です。
月は豊穣、生産の特徴で、母性、やさしさ、包容力をあらわします。

ああそうだ、きょうは母の日

白いカーネーションは云々、赤いカーネーションは然々

青いカーネーションは「永遠の幸福」

「あり得ないことの比喩なのか」とひとり揶揄する。

明治四十年 讃岐生まれ 若い頃の母を写真でも見たことがない。

末子の私には夏は白絣のゆかた、冬は久留米絣を着せる。
長じて大島、紬、お召しがいつの間にか一揃え。

八十歳で「禿(かむろ)」を舞う。

花をこよなく愛し、九拾五歳で亡くなるまで、着物姿しか見たことがない。

2012年5月1日火曜日

四十年目の墓参 京都東山 若王子



新緑が目映い季節 友二人と出かける。

爽やかな京都東山の朝 南禅寺を抜け永観堂を東へ折れ、熊野若王子神社を過ぎる。




山道で思わぬ歓迎、友は大喜び。


登り切る 寂とし凛とした空間。

「新島襄先生」の墓碑

かたわらに「八重の桜」。

 

嗚呼 友と来る 四十年目の墓参